11月16日(木)【CKD(慢性腎臓病)病診連携セミナー(旭川市トーヨーホテル)】にて、医師・保健師・薬剤師などの多職種を対象に《CKD患者における臨床検査値の処方監査活用事例~薬局プレアボイド事例の集計と解析~》と題し、基調講演して参りました。
道北エリアマネージャーの眞田先生と、はまなす薬局(旭川)の古野先生も応援に駆けつけてくれましたが、持ち時間15分・・・後半はタジタジでした。。。
医師・保健師等の他職種へ、薬局薬剤師の職能、社会から求められていることを知ってもらい、また「糖尿病性腎症の重症化予防※」における地域の保健師の職能を学び、薬剤師と保健師の職能の相互理解を深める機会になりました。
お薬手帳はもちろん、糖尿病連携手帳の有無についてもしっかり確認し、薬剤師もそれを活用していくことが重要であると学びました。
地域住民の方々に健康で幸せな生活を過ごして頂くために薬局薬剤師に出来ること。後進と共に、地道に着実と一つ一つ積み重ねて参ります。
※補足説明※
CKD(慢性腎臓病)は、腎臓の働きが徐々に低下していく様々な腎臓病の総称。
糖尿病性腎症、腎硬化症、痛風腎などが含まれるが、CKD患者の約4割が糖尿病を合併、糖尿病性腎症が新規透析導入の第一位。
透析の医療費は年間500万円前後。
糖尿病の予防、治療においても薬局薬剤師の貢献が期待されている。
センター薬局上川店 庵原 伸也